Minecraftとタートルと僕

PCゲームMinecraftのMOD「ComputerCraft」の情報を集めたニッチなブログです。

こちらのページは更新が滞っており、情報が古くなりつつあります。新しいCC情報サイトをはじめましたので、もしよければご参照ください。今後ともよろしくお願い申し上げます。

「百億のマインクラフトと千億のタートル」(https://hevo2.hatenablog.com/)

Minecraft1.6.4とComputerCraftインストールの手順(1)

はじめに

今年に入ってからMinecraft1.5.2環境を捨て、1.6.4環境を新しく構築してゲームをやり直しています。
この環境構築ですが、これまでのバージョンに比べてとても簡単にできたことに驚きました。
この驚きを伝えるため手順を画像入りで詳しく紹介したいと思います。

Minecraft自体はすでにバージョン1.7.4まで出ているのですが、Modで遊ぶならば現状、1.6.2または1.6.4を選ぶのが無難だと思われます。
個人的には、メイドさんと遊びたければ1.6.2で、メイドがなくても我慢できる人は対応Modがより多い1.6.4を選べば良いかと思われ)1.6.4版のメイドさんが出ていますので。もう1.6.4でいいんじゃないかな。

この連載では、以下の内容をお送りする予定です。

  1. Minecraft1.6.4のインストール方法  ←今回説明
  2. Forgeのインストール  ←今回説明
  3. ComputerCraftのインストール  ←次回
  4. ComputerCraft環境整備  ←次回

なお、私の環境はWindowsなので、Windowsでの環境構築について説明します。
以降では、「ディレクトリ(Direcotory)」という用語を、「フォルダ」と同じ意味として使いますのでご注意ください。

公式ランチャーを使ったMinecraft1.6.4のインストール

すでにお金を支払っており、有効なMojangアカウントを持っているものします。
公式サイト https://minecraft.net/download より、「公式ランチャー」をダウンロードします。
Windowsユーザーは、下図の「Minercraft.exe」をクリックしダウンロードしてください。

f:id:hevohevo:20140113171343p:plain:h300 (クリックで拡大表示)


ダウンロードした「公式ランチャープログラム」は、たとえばデスクトップなどに保存しましょう。
そしてダブルクリックして実行します。
f:id:hevohevo:20140113172756p:plain


ユーザー名(またはメールアドレス)、パスワードを聞かれるので入力してログインしましょう。
次のような画面が出るはずです。
このままだと最新版の1.7.4をインストールすることになってしまうので、
左下の「New Profile」ボタンを押して、新しいProfileを作りましょう。

f:id:hevohevo:20140113173747p:plain:w300(クリックで拡大表示)


次のような「Profile Editor」が表示されます。
変更する場所は以下の2箇所。変更したら「Save Profile」を押して保存します。

  • Profile Name: 今後、このProfileを何と呼ぶか、自分の好きな名前をつけます。ここでは「1.6.4」とつけました。
  • Use Version: 「release 1.6.4」を選びましょう。

f:id:hevohevo:20140113174136p:plain:w300


元のランチャー画面に戻りますが、左下のProfileが「1.6.4」になっていること。そして、右下でログインしたユーザー名が表示されMinecraft1.6.4のインストールができるようになっていることを確認し、中央下の「Play」ボタンを押します*1
f:id:hevohevo:20140113175239p:plain:w300(クリックで拡大表示)


インストールにはしばらく時間がかかるので待ちましょう。
インストールが完了したら、Minecraft1.6.4が起動するはずです。
無事起動できることを確認したらそのまま終了しましょう。

Forgeのインストール

インストーラー使うと楽です

各種Modの前提となるForgeをインストールしましょう。
Forge公式サイトから「1.6.4対応の推奨版」かつ「インストーラーつき版」をダウンロードします。
http://www.minecraftforge.net/forum/index.php?action=files
f:id:hevohevo:20140113180928p:plain:w500


ダウンロードサイトである「adf.ly」に飛ばされてちょっとイラッとしますが、少しでもForgeに貢献するために我慢しましょう。5秒ほど待って、右上の「Skip AD」をクリックしたらダウンロードするためのリンクが表示されるはずです。
今回は、「forge-1.6.4-9.11.1.965-installer.jar」をダウンロードしました。


次にこれをダブルクリックしてForgeインストーラーを起動します。
以下のような画面がでますが、普通は何も設定せず、そのまま「OK」ボタンを押してください。
「Successfully ほにゃららら」というポップアップウィンドウが出たら成功です。
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Forgeインストール完了!・・・ではありません

ここまでの作業により、素のマイクラ(バニラ)とForge入りマイクラを別のフォルダに分けてインストールしてある状態になっています。
これでForgeインストール完了としても良いのですが、この状態だと一つだけ問題があります。
それは、マイクラのバイナリファイル本体は分かれているのですが、それに付随するセーブフォルダやModフォルダは全てのバージョンで共通となっていることです。
異なるバージョンのマイクラを使い分けるつもりならこれはかなりまずい状態です。
今後のことを考えて、セーブ・Modフォルダも、各バージョンごとに分けて入れるよう設定しましょう。

バージョンごとに、完全にフォルダを分ける

それでは、再度、公式ランチャー「Minecraft.exe」をダブルクリックして実行しましょう。
ランチャーの左下のProfileで、最初に作った「1.6.4」以外に、「Forge」というProfileができていることが確認できたらOKです。
「Forge」を選択して、「Edit Profile」ボタンを再度押してください。
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以下の「Profile Editor」画面で、赤線の「Game Directory」を「適切なパス」に書き換えてあげれば設定完了です。なおここでは「適切なパス」として、「Forge導入済みマイクラファイル本体が入っているフォルダ」のフルパス*2を入力してください。
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このパスをすでに知っている方は、それを入力したら完了です。お疲れさまでした。


知らないならば調べましょう。
上図Profile Editorで赤丸をつけている「Open Game Dir」ボタンを押して、フォルダを開いてください。
たとえば、上図の状況では、このボタンを押すことで、「C:\Users\user\AppData\Roaming\.minecraft」というフォルダが開きます(1.5.x時代はこのフォルダがGameDirectoryでしたね)。

パスを調べて、コピー&ペースト

このフォルダの中に「versions」というフォルダがあります。これをクリックしてその中を見ると。
下図のようなフォルダが見えます。
それぞれ、「1.6.4」はバニラ用のフォルダ、「1.6.4-Forge9.11.1.965」がForge入りバージョン用のフォルダです。
ここで、「1.6.4-Forge9.11.1.965」フォルダを右クリックして、「送る」→「デスクトップにショートカットを作成」しておくこと。今回のインストールだけではなく、今後もよく使いますので。
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そしてさらに、「1.6.4-Forge9.11.1.965」をクリックしてフォルダの中を開きましょう。


次のようなファイルがあることがわかります。これらがForge導入済みマイクラ本体のバイナリファイルです(jsonは設定が書かれたテキストファイル)。
f:id:hevohevo:20140113191014p:plain
このフォルダがお目当てのフォルダですので、GameDirectory欄にこのフルパスを入力しなくてはなりません。
でもこのフォルダのパスをわざわざ覚えるのは大変ですよね。
コピー&ペーストしましょう。そのためには、まず、上図の赤四角形の中の右側にある空白部分を1回、左クリックしてください。


そうすると、次のように「パスを表す文字列」が表示され、マウスで選択された状態になります。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft\versions\1.6.4-Forge9.11.1.965」
右クリックして、「コピー」しましょう。
f:id:hevohevo:20140113185305p:plain

パスを入力

さあ後は、「Profile Editor」に戻りましょう。
f:id:hevohevo:20140113191409p:plain
赤丸部分、「Game Directory」の左にチェックを入れて、右側にあるパス入力部分に、先ほどコピーした文字列をペーストしてあげればOKです。

さあ「Save Profile」して、ゲームを起動しましょう*3。無事起動することを確認できましたか? お疲れ様でした。Forgeインストール完了です。ゲームを終了しましょう。

それでは最後に、バージョンごとに完全にフォルダが分割されていることを念のため目で見て確認しましょう。
先ほどのGameDirectoryフォルダを開いて、以下のようになっていたら大丈夫です。
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ここまでのまとめ

現在のところ、次の環境ができたことになります。

  • 公式ランチャーを使って、Minecraft1.6.4 をインストール
  • 素(バニラ)の1.6.4とはまた別に、Forgeを導入された1.6.4をインストール
    • 「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\.minecraft\versions\」フォルダ以下に、各バージョンごとに分けてインストールされている。
    • 初期状態では、セーブ・modフォルダなどが全バージョンで共通だったが、「Game Directory」を設定することで、これらフォルダも全て、「バージョンごとに完全分離」された
  • デスクトップに「GameDirectory」を開くことができるショートカットアイコンを作った。←本文中、赤字の作業による。とても重要。

Minecraft1.6.4&Forgeのインストール方法について、日本語では、
多分これが一番詳しいと思います(フラグ)

次回予告

バージョンごとに完全に分けてインストールされたマイクラ。
あとは、各ModのZIPファイルを、modフォルダに突っ込むだけで良いのだった。
それだと次回の内容が薄すぎないかという不安、画像で内容を水増ししたいという誘惑に、僕は打ち勝てるのか。

次回、「ComputerCraftインストールとプログラミング環境の整備」。お楽しみに。

*1:もしかしたらこの段階で、ユーザー名とパスワードを聞かれて再ログインが求められるかもしれません。このときそのままユーザー名とパスワードを入力すると、「すでにログイン済み(多重ログインは許しません!)」とログインがはじかれます。一旦ログアウトしてからユーザー名&パスワードを入力してください。

*2:フォルダ/ファイルがある場所を、ドライブ(Cドライブなど)情報からはじめて、それらに到達するまでに辿るすべてのフォルダ名を並べることで記述したもの。なお、日本語版Windowsでは、フォルダ名の区切りは半角「¥」記号で表示されるが、英語圏およびインターネット上(つまりこのブログ上)では、半角「\」バックスラッシュで表示される。

*3:※1と同じ。