(CC関連の記事はもう少しお待ちください。せっかく作ったCCプログラムが、CC由来のバグのせいでうまく動かないということが2回連続あり、ちょっと凹んでいるのです)
面白い記事の紹介
いつものようにはてブ記事をあさっていたら面白い記事が話題になっていました。
名言続出のとても読み応えのある記事なので、クラウドソーシングに興味のある方はぜひどうぞ。
忙しい方のために簡単にまとめると、
クラウドソーシングサイトの大手であるランサーズ(http://www.lancers.jp/)の依頼者はひどいのが多すぎてまじめにやってられないのです。特に、高額報酬を提示して提案だけ吸い上げてキャンセル、その提案を使ってもっと安値で即日依頼という極悪コンボにはむっちゃ腹立つのだわ!
というお話です(僕の独断と偏見によるまとめですので異論は認めます)。
僕のクラウドソーシング体験
つい先日、僕は依頼する側としてクラウドソーシングサイトを利用しました。
サイトはランサーズではなくクラウドワークス(http://crowdworks.jp/)を使ったのですが、自分が受注者から地雷扱いされていないかドキドキしますね。
振り返りの意味も込めて、僕が書いた関連ページを以下に挙げておきます。
- クラウドソーシング体験記
- クラウドワークスにおける僕の依頼ページ(跡地)
なお最初に紹介した記事は、「Webページ作成で10万円~」「プロジェクト型」という案件であり、僕の体験は「Twitterアイコン作成依頼で1万円ぽっきり」「コンペ型」という案件なので単純比較はできないことはご注意ください。
謎のオプション
僕の体験記の中にも書いていますが、依頼する上で一つだけ謎のオプションがありました。
それは、「採用確約」というオプションです。
一言で説明するならば、1件でも提案が来ていればキャンセルはしませんよという確約です。
当時はFAQ読んでもよくわからず、このオプションつけておけば希望者は安心して参加できるのかな?程度で気軽にこのオプションをつけて依頼を出しました。 少なくとも依頼当時はその程度の認識でした。
しかし、最初に紹介した記事を読んで、
「まさしくこのような極悪コンボを防ぐ、そして地雷依頼者を避けるためのオプション」
であると気づいたわけです。
依頼キャンセル&提案流用即日再依頼という受注者にとっては骨折り損な状況を避けるためには、このような「採用確約」オプションがついているかどうかを判断基準にすれば良いですよね。
そこで気になったのが、ランサーズにはこのようなオプションはないのかという疑問。
ググってみると・・・。「選定確約」というのがありますね。
クラウドワークスの「採用確約」とほぼ同様のオプションのようです。
キャンセル前提の釣り依頼に引っかからない方法
つまりまとめると、以下のようになります。
- 受注を希望する側は、依頼者が「採用確約」「選定確約」オプションをつけているか確認しよう。
- 依頼する側は、受注者側に安心して提案してもらうために、積極的にこれらオプションをつけよう。
これがもっと、受注者・依頼者側に広がると良いのですけどね。
ただし、このオプションには限界があることも留意しておかなくてはなりません。
どうやらFAQを見るかぎり、「コンペ型」のプロジェクトにしかつけられないようなのですよね。
最初に紹介した記事にあったような「プロジェクト型」の案件には、この方法は残念ながら使えないようです。
クラウドソーシングサイトに望むもの
はてブで同じようなことを書いている人もいますが、ようは「ディレクター」という調整役の不在が問題であるように、僕には思われるのです。
サイトというシステムが用意されていますが、依頼者と受注希望者をマッチングするには力不足であることは否めず、大量の依頼のうちその一部がたまたまマッチングしているというのが現状ではないでしょうか。
もしそうならば、依頼者と受注希望者の間に入って調整するプロがいるならば、いろいろと幸せになれるのではないかと。
つまり、クラウドソーシングサイトにディレクターという役どころを明確に認めて、そのプロを通して仕事を依頼、あるいは仕事を受注するというオプションを用意するわけです。
その個人ディレクターのポートフォリオには、
- A社様のプロジェクトをお助けして成功に導いた実績があります。
- あるいは、a・b・c・dという信用できるプロデザイナーを多数抱えています。
というような内容が並ぶのでしょうね。きっと。
そういうクラウドソーシングサイトはないのかな? ありそうな気がしますけどね。チラッチラッ。