Minecraftとタートルと僕

PCゲームMinecraftのMOD「ComputerCraft」の情報を集めたニッチなブログです。

自分だけのオリジナルアイコンを手に入れよう(2)

はじめに

前回(4/2)の記事では、自分だけのオリジナルTwitterアイコンを手に入れるために、 クラウドワークスを使って、デザインコンペを開いています、という話をしました。

2014年3月24日から始めて4月06日にコンペを終了したのですが、 この13日間で、9名の方から計14件(非表示も合わせるとおよそ20件)もの提案をいただきました。

前回の記事の続きとして、募集を締め切った後、どのように選考し、どのようにコンペを終了したのか、具体的な内容を書き記したいと思います。

この記事を読むときの注意

この記事は体験記であり、前回の記事の続き物となっています。

手元のメモ書きを元に、僕が行ったことそのとき考えたことをできるだけ時系列に沿って書いていますので読みづらいところも多いと思いますが、ご了承ください。

採用した作品をどのように使ったのか

  • 優勝作品はTwitter用に使っています。 
  • 追加採用(同時優勝)したアイコンは、このはてなサービス用(このページ含む)のアイコンとして使っています。

(前回の続き)締め切り後の作業の流れ

締め切り終了後、すぐに以下の作業を開始しました。

1.優勝作品を選ぶ

優勝作品を選ぶために、悩みに悩みぬきました。

問題は、デザインのカテゴリが大きく異なるために単純にデザインの良しあしを比較できないことです(ついでに言うなら、僕はデザインについての基礎知識がない素人であること)。

これまではデザインを見て直感的に「イイ!」と思ったものに3つをつけてきましたが、この中から一つ選ぶのは大変な苦労です。

そこで、ざっと全体を見てデザインのカテゴリを以下の3種類に分類しました。

(それぞれのカテゴリ作品の感想を混ぜてランダム記述しました。どの感想がどのデザインかは想像にお任せします)

  • 曲線と淡い色調で構成された、「やわらかいアイコン
    • 「上に乗っているカメの表情がどれも癒されます」「中でもピッケルの書き込みがリアルで素晴らしい」「Turtleのぷにぷに感がいい。つつきたい」
  • リアルなカメをモチーフとした、「色調が面白い印象的なアイコン
    • 「ウミガメってたしかにこんなカメでした」「こんなカラフルなカメもいるのですか!?」「月とカメのシンボルのデザインに限るとピカイチ」
  • シンプルな直線・色で構成された、「正統派のアイコン
    • 「ごめんなさい。笑っちゃって長時間直視できませんw」「レイアウトが他と違うことは評価できるけど上のオブジェクトがカメに見えない」「シンプルで良いけれど微妙に歪んでる?」

Twitterアイコンとして小さく縮小して使うことを考えると、リアルなカメの描写は潰れてしまうということで泣く泣く候補から外しました。 また同じ理由でやわらかいアイコンもその持ち味(繊細さ)が薄れてしまいそうだと心を惹かれつつも外しました。

こうして、シンプルな直線・色で構成された「正統派のアイコン」から1つのデザインを優勝作品として選びました。

優勝作品として選んだこのアイコンは、純粋にデザインとしても優れており、特に、Turtleの形を変化させることでポップな印象を出しているところに手慣れたプロ的な匂い(おおげさ)を感じました。

そして何より、匠の顔という定番ネタが埋め込まれており、デザイナーの題材に対する理解の深さが大きな選択理由の一つとなっています。

  • f:id:hevohevo:20140410140342j:plain:w250

2.選んだ理由を書く

  • 一つ選ぶのに大変苦労するくらい、素晴らしい作品ばかりであったこと
  • 選定理由の一つとして、Minecraft定番ネタが含まれていて、このアイコンを見た人がすぐにMinecraft関連だとわかってくれること

この2点を中心に理由を書きました。

3.参加者全員へのお礼文を書く

  • 応募者の皆様、本当にありがとうございました。
  • すばらしいデザインばかりで、うれしい悲鳴をあげ続けの2週間でした。

など、感謝の気持ちを率直かつ全力で記述。

4.追加採用

以上の文章を書き終わり、決定ボタンを押してから気づきました。

「追加採用」というボタンの存在に。

えーっと、クラウドワークスさーん。これどこにも説明なかったよね? いや、ありがたいんだけどさ。

予算的に少しだけ余裕があったので、もう1作品だけ急遽選ぶことに決定。
Twitter用としてはすでに一つ選んでいますので、こちらはBLOGなどでもう少し大きい画像として利用することに。

そうなると、柔らかい系のデザインから1つ。こちらの作品でしょう。

  • f:id:hevohevo:20140410140347j:plain:w250

柔らかい系(パステル調?)の中では、書き込みの細かさ、カメの座りの良さ、Turtleのバランスという点で優れていました。

また、Turtleの正面を飾る月亀シンボルの候補、背景色の候補もいくつか提案いただき、こちらに選択の余地を残していただいたこともありがたかったです。

追加でこちらを選ぶことを決心したら、この提案のデザイナー様にメッセージを送って、「追加採用」として採用させていただけないかお尋ねします (このときに、あらかじめ報酬も決めておきます。今回は、優勝作品と同額をお支払いすることにしました)。

今回はすぐに了解のお返事をいただけたので、追加分の報酬をクラウドワークス側にPayPalで仮払いしました。

このようにして、画面上で2つの作品が「採用」と表示されます。

5.実際に発注を行う

さてここから、実際の発注作業に入ります。

デザイナーお二人にそれぞれ「発注書」をお送りします。 とはいえ、クラウドワークス側でフォームを用意してくれるので、 実際には発注書末尾の備考欄に発注についての細かい仕様を書くだけで良いのでたいした手間ではありません。

  • 最終的な決定デザイン(例:3番目に提案していただいた画像の右側のTurtleでお願いします など)
  • 納品するファイル(256x256pixのPNGと、PhotoshopかIllustrator形式 など)

このあたりを書いて送信したらひとまず完了です。

ここまでの作業でだいたい1時間くらい。特に追加採用了承のお返事がすぐにいただけたので、すばやく作業を終えることができました。

レスポンス早い人と仕事すると快適です!

 6.納品・検品

お二人からは、発注したその日のうちに納品いただけました。

納品ファイルを検品して、問題なければ、受領確認とお礼のメッセージをそれぞれ送ります。

これで終了となりますので、最後にこのお二人に対して「仕事評価」をします。

もちろん今回のお二人には、文句のつけようもない素晴らしい仕事ぶりにパーフェクトな評価以外ありえませんw

振り返って考えてみる

クラウドワークスについて

クラウドソーシングサイトとしてのクラウドワークスを評価すると、ユーザーインタフェースとしてはほぼ問題がなく、素晴らしいシステムだと思います。 たとえば、コンペ開始時に必要な情報を入力するときに「○○をしましょう」というガイドがフォームの中でポップアップするなど、プログラマーの端くれとして見習うべき点は多いです。

ただし、コンペ開始→終了→評価→発注→納品という一連の流れを説明するマニュアルページが微妙にわかりにくい気もします。 たしかに一連の流れについて必要な情報はそろっているのですが、そのためにどのような操作をするのか(どこにあるどういうボタンを押すのか)という視点が欠けています。

試行錯誤しつつ、一度経験すればなんとなくわかるのですが、完全な初心者向けではないかなと。たとえば、動画で一連の作業を説明してくれるとありがたいですね。「3分で依頼できる」と豪語しているのですから、3分で依頼まで行ける動画を作ってくださいよ(満面の笑みでお願い)。加えて3分くらいあれば締切から選考・発注・検品までの動画作れるんじゃないですか?(無茶振り)

もう一つ注文をつけるならば、「追加採用」を行った時に、その追加採用を行った理由を書く欄・公表する欄がありません。 せめて、一度書いた「採用理由」を再編集できる機能があれば良いのですが、それもなさそうです。

なお、このあたりの不満・要望はすべてクラウドワークスさんのアンケートにすべて書きました。

コンペを行うことについて

2週間のコンペを通して何を得ることができたかという観点から評価したいと思います。

  • 素晴らしいオリジナルアイコン
  • 素晴らしいデザイナーとの出会い
  • 未知の経験

まず断言しておきます。もっと安い価格でオリジナルアイコンを手に入れることは十分に可能です (たとえば極端な話、500円でアイコンを依頼するサイトが存在します。私は利用したことはありませんが。このひどい安さには色々と思うところもありますがここでは割愛します)。

そういう意味で、1個のアイコン当たりの対価というCPだけで考えると、それほどうれしくないかもしれません。

しかしコンペを開催することで、独立した9名のデザイナーの手を借りてもっとも自分好みのデザインを得ることができたと考えるならばどうでしょう。 そして、選んだ作品の質の高さはコンペという選定過程が一定の担保をしており、デザインの素人(僕のことです)が、洗練したデザインを集合知的な方法で得るための必要経費であったと考えるなら。

実際デザインの素人としては、どのようなデザインが優れているかを言語化することはできないですし、どうすれば優れたデザインになるかというアイデアもなければ、デザイナーに具体的な指示をすることもできません。このようなナイナイづくしの状況でてっとり早くコンペというのは悪くない手段だと思うのですよ。

加えて、ネット上で活動し活躍している(僕好みの)デザイナーと知り合えたこと、Blogのネタを得られたこと(笑)などなど、諸々の要素を総合的に考えれば、十分元を取れたと考えています。

ただし、次回もまた同じような形式でコンペするかと聞かれたら少し考え込むかもしれません。

今回のコンペで自分好みのデザインをしてくださる(そして仕事のパートナーとしても快適な)デザイナーと知り合うことができたので、直接依頼する方を選ぶかもしれないからです。

あるいは今回参加いただいたデザイナーの方、数名に声をかけたうえでコンペをするという手もありますね。このあたり悩みどころです。

おわりに

コンペにご参加いただいたデザイナーの皆様。

このページをご覧いただいているかどうかはわかりませんが、素晴らしいデザインを本当にありがとうございます。こころより感謝申し上げます。

また、この体験記をご覧になっている皆様に対しては、以下を今回のまとめとしてお伝えしたいと思います。

  • コンペを開催するというのは貴重な体験だったし、面白かったですよ。
  • デザインの素人がてっとり早く質の高い作品を手に入れたいのならば、コンペするのもありだと思う
  • コンペは、デザイン単価以外の部分に良さがあるんじゃないかな? (異論は認める)
  • コンペやろうか迷っているという方には、今回の私の経験でよければもう少し詳しく(ここでは書けなかったことも含めて)お話できますよ。

次は、本サイトのデザインを総合的に作り直したいのですが相場はどのくらいでしょうね。どうやって依頼するかどのくらいの相場か、これらを下調べすると同時に、そのためのお金を今から貯めておきましょう。

広告を非表示にする